Devil's Child

2008年10月8日

ようやく教科書の校正を終え,ドイツにて数箇所で行った講演原稿を論文にした「法発見の方法」(シュワルツ教授祝賀論文集掲載)のゲラも戻した。これで,ドイツ滞在中で行った仕事のほとんどにケリをつけたことになる(実はもう1つあるが・・・)。

ストレス発散のため,いくつかの工夫を試みる。まずは,先週のジューダス・プリーストのコンサート。これは追加公演を狙っていち早くアプローチしたことが功を奏して,前から7列目というとてもよい席をゲットした。だが,余りの音響に耳をやられ,翌日まで耳がおかしかった。数十年前のレッドツェッペリンのときと同じ状態である。もちろん,Devil's Childなんて曲までやってくれて大満足ではあった。

ストレス発散のためには「衝動買い」がいちばん。大学のパソコンが真新しい最新のMacBook Proにリプレイスされ,これはストレス発散に若干役立った。しかし,これも長く続かない。そこで,新宿のペットショップで生後3カ月のキャバリアを買った。18万9000円という値札が付いていたが,保険やら何やらで24万円ぐらいになった。問題なく家族にも受け入れられ,レオンという名前が付けられた。ひざの上で寝かせて仕事をしたりしているので,最近,何だか自分のからだが犬くさくなった気がする。

次いで,iPhoneを購入。これは非常に調子がいい。世上厳しい評価が多いようだが,これが余りに素晴らしいので,皆がiPhoneに乗り換えることをおそれる人々がわざと悪い評価を流しているのではないかと勘ぐりたくなる。もちろん使い方によっては毎月の料金が高くなりすぎるのかもしれない。しばらく余り使いすぎないようにして,様子を見たほうがいいな。

さらに勉強部屋に新しいアンプとスピーカーを導入することを画策している。まあこの衝動買いの悪の連鎖を断ち切るためには,その欲求を感じなくするため,ストレス自体をなくすことが望ましいのであろう。10月20日の京都の某大学での講演と,11月7日の韓国の刑事政策院での講演を乗り越えれば,少し楽になるかもしれない。ロブ・ハルフォードは世界中を公演して回ってストレスを感じていないみたいだが,見習うべきであろう。